posted by 鷹野 凌
「月刊群雛 (GunSu) 2014年02月号」には、橘川真古一さんの既刊「こくいきさん~ 一 ~」のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。
この作品の内容を簡単に紹介して下さい
主人公の佐和乃は農業研修がきっかけとなり、姥捨という限界集落の集落営農の研修生としての生活を始めるが、そこは澄鷹老人への村八分、安福老人の専横、なにより「こくいきさん」という伝説の存在が目撃される、不穏な謎に満ちた土地であった……という風に始まる、ごく軽いミステリの体裁をとった小説です。佐和乃の激情が招いてしまう逆境からの逆転劇を楽しんでいただければと思います。
この作品を書いたきっかけを教えて下さい
現代日本において、地方、特に限界集落と呼ばれる中山間地域の経済状況は悪化しております。そのような現状の中、有るべき姿、打つべき手とはなにか? そのことを自問した事がきっかけです。
ロビィ・ライター、橘川真古一さんの既刊サンプルが掲載される「月刊群雛 (GunSu) 2014年02月号」は、好評発売中です。
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