寺田雅影丸さんの新刊「キシワタリ天涯地 3」の情報とインタビューです

キシワタリ天涯地 3

寺田雅影丸さんの新刊「キシワタリ天涯地 3」(2014年2月8日発売)の情報とインタビューです。

まず簡単に自己紹介をお願いします

Amazon Kindleストアで自己出版しています、寺田雅影丸(てらだまさかげまる)です。
電子書籍化したものに西遊記のパロディのイラストーリー『西域探行絵巻』全5巻、エッセイ集『きりだしオトーさん』があります。
twitter:@otora
ブログ:『オトー新魔球』http://otora.at.webry.info
『宇宙ロボット怪獣刑事・ゾンビ妖怪偽サイボーグ』http://yaplog.jp/bakzen/

この作品の内容を簡単に紹介して下さい

第2巻で怪異の町、旭寿町に入り込んだ主人公の少年春加瀬渉が、求めていた鷺楽家にたどり着くが、昔世話になったおばさんやおねえさんの姿は無く異様な空気に包まれている。ある部屋から声が聞こえてくるが、そのドアを開けると…

この作品を書いたきっかけを教えて下さい

古本屋で昔の挿絵画家の作品が載っているムックを立ち読みしていたら、ワイシャツに学生ズボンのようなものを履いた涼しい目をした少年が、数人のヤクザ風の男に囲まれながら、拳法のかまえのような体勢で立っている絵が載っているのを見つけました。
画家の名前も、挿絵を付けた小説の名前も聞いたことのないものでしたが、その1枚の絵からの妄想が主人公春加瀬渉の原型になっています。

この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい

ショーン・タンの『アライバル』に感動して、言葉が無くても絵だけで物語は伝えられるんだと一部チャレンジしましたが、どうにもおこがましく申し訳ないことになってしまいました(主人公の過去の出来事のあたりです)。人間死ぬまで勉強ですね。

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