「月刊群雛 (GunSu) ~インディーズ作家を応援するマガジン~」へ漫画・絵本・イラスト集・写真集など、画像を元にした固定レイアウト作品を掲載したい場合のレギュレーション(2014年3月30日改訂・12月20日廃止版)です。最新版は「群雛ポータル」をご確認ください。こちらの記事は古いバージョンです。
掲載枠と参加条件
- 未発表のオリジナル作品(以下「新作」)
- 短編読み切りまたは描きおろしイラストを単発で掲載(以下「単発」)
- 単発の上限を超過する中長編を数回に分けて掲載(以下「連載」)
- 発表済みの既刊サンプル(以下「既刊」)
掲載枠は上記のいずれかです。作品とプロフィール画像・著者インタビューがワンセットになります。1人が1号に複数の作品は載せられないこととします。ペンネームを使い分けている場合も同様です。
「新作」と「既刊」の境界
「新作」と「既刊」の境界は、パブリックなものにしている(= publishing)かどうかです。有償/無償を問わず、作品を同人誌として頒布していたり、ブログなどで公開済みであれば、広義の出版物なので「既刊」として捉えます。ただし、以前は紙だけで発行していて、現在はいかなる手段(紙も電子も)でも新刊を第三者が入手できない場合(つまり絶版状態)は、新作に準ずるものとします。(※参考記事:「出版」と「publishing」の違い)
掲載可能なジャンル
ジャンルは特に問いませんが、ストア配信の都合上、R18描写だけは除外させてください(既刊の場合、掲載範囲にR18描写がなければ可)。また、著作権や商標など法律上問題があると思われる場合は、掲載をお断りする場合があります。元作品が二次創作を許可している場合でも商業流通での販売はNOという場合が多く、ストア配信審査で蹴られる可能性があります。元作品が「商業目的での二次利用可」としている場合は、二次創作でも問題ありません。
参加条件
過去に1度でも紙の本に換算(推定)して16ページ以上の本を出版(自己出版で構いません)していること、または、ブログなどで通算16枚以上の画像を公開していることを参加条件とします。つまり、巧拙は問いませんが、ある程度のボリュームがある作品をちゃんと描き上げた経験があるかどうかは問います。(※参考記事:「本」とは)
連載枠での参加は、過去に単発枠(表紙含む)での掲載実績がある方に限ります。
新作枠について
当然のことながら、すべての著作権は著作者自身に帰属(All rights reserved by the Author.)します。出版契約を結ぶわけではないので、掲載誌発行以降はこの「未公開だったオリジナル作品」をどのように扱われるかは著作者の自由です。
単発枠について
漫画・絵本・詩など、ストーリーがあるものは最低4ページ、最大20ページ程度(多少の超過は許容)とします。単独で読んでも意味が分かるように、1つの作品として完結させてください(例えば、既発表作の舞台設定を利用したスピンオフ作品などでも構いませんが、既発表作を読んでいないと全く意味が分からないような構成は避けて下さい)。締め切りに間に合いそうにない場合は、早めにお申し出下さい。ネーム状態での掲載はお断りします。描きおろしイラストの場合は、1ページでも構いません。ただし、そのぶんきっちり描き込んで(できれば色も付けて)下さい。いずれの場合も、紙本はモノクロになってしまうということにご留意下さい(表紙は紙本でもカラーです)。
連載枠について
1回あたり最低12ページ、最大20ページくらい(多少の超過は許容)とします。連続掲載回数は、ひとまず2回とします。3回以上連続で載せたい場合は、枠が空いていれば可(初めての方や前回号に載せていない方を優先)とします。枠が埋まってしまった場合は、1回休みを挟んで次からまた掲載(その際は、再度早い者勝ちルールで名乗り出て下さい)という形になります。隔月連載にしたい場合は、あらかじめ申し出て下さい。【例:全6回の「連載」枠掲載パターン】
参加者募集イベントにコメントで名乗り出る際に、1つの作品として完結する総ページ数と、掲載回数を申告(いずれも想定で結構です)して下さい。参加申し込み時点で完成原稿がある場合は、どこで区切るかを明示した上で、まとめて入稿して下さい。インタビュー原稿は、毎回お願いします。参加申し込み時点で完成原稿がない場合は、参加申し込み受け付けから24時間以内にプロット(だいたい1600字以内)またはネームを提出して下さい。連載枠での参加を希望しておきながら、あとでストーリーを考えるというのはダメです。連載中の末尾は〈続く〉、最後は〈了〉で、できれば統一してください。締め切りに間に合いそうにない場合は、早めにお申し出下さい。
既刊枠について
既刊は紙の本に換算(推定)して16ページ以上あることが条件です。サンプルの長さは、最大20ページ程度(多少の超過は許容)とします。Kindleストアで自動生成されるサンプルは先頭から10%なので、できればそれより多めにするか、別の箇所を抜粋して下さい。工数削減のため、サンプルは校正チェックしません(BCCKSでの最終確認のみ)のでご了承下さい。なお、KDPセレクトへの登録は独占販売契約ですが、KDPサポートに確認したところ、有償無償を問わずKDPセレクトへ登録へ登録したまま最大10%をサンプルとして他店で提供することは可能という回答を頂いてます。だから、KDPセレクトへ登録している方は逆に、サンプルが10%を超えないようご注意下さい。
著者インタビューについて
以下の質問にお答え下さい。質問1つにつき400字以内でお願いします。必須項目以外の答えたくない、答えにくい、答えられないような質問は飛ばしても構いません。月刊群雛の読者向けに、新鮮な言葉でアピールして下さい。なお、電子書店への直リンクは、ストア審査でリジェクトされる可能性があるため、同盟の紹介記事だけに掲載する形となります。
- まず簡単に自己紹介をお願いします
(※必須項目・名前とふりがな、ウェブサイト・ブログ、SNSアカウントなどのURL、代表作のタイトルやジャンル・概要など) - この作品の内容を簡単に紹介して下さい
(※必須項目) - この作品のキャッチコピーを10~20文字程度でお願いします
(※必須項目[コラボで挿絵の場合は任意]。目次、章扉、紹介記事などで利用します) - この作品を描いた(撮った)きっかけを教えて下さい
- この作品はどんな人に読んで(見て)欲しいですか?
- この作品を描く(撮る)にはどれくらい時間がかかりましたか?
- この作品を描く(撮る)にあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい
- 注目している作家がいたら教えてください
- 今後の活動予定を教えてください
インタビュー内容の一部はプロモーションに利用させていただきますので、あらかじめご了承下さい。また、掲載誌発行以降は、インタビュー内容をどのように扱われるかは著作者の自由です。プロモーション活動などにご利用いただくといいのではないかと思います。
入稿データの形式
画像の形式は、PNGまたはJPEGでお願いします。【重要】入稿する画像は紙本への印刷を考慮した解像度が必要となります。つまり、電子版のためにリサイズした画像だと、見た目がかなり苦しくなります。最低でも300dpi程度は必要なので、1ページにフル表示する場合で縦2912×横2192ピクセル程度の画像を入稿して下さい。縦横比が合わない場合は、余白になります。著者インタビューは、プレーンテキスト、Word、一太郎、Googleドキュメントのいずれかでお願いします。メール本文にベタ打ちは、できればやめてください。プロフィール画像は、250×250ピクセル以上(推奨500×500ピクセル以上)でお願いします。他者の著作権を侵害しないような画像でお願いします。入稿は、同盟に参加しているGoogle+アカウントのGmailアドレスにデータ一式を添付し、 allianceindependentauthors.jp@gmail.com まで送信して下さい。
留意点
漫画・絵本・イラスト集・写真集などは、単独作品の場合、通常は固定レイアウト形式で制作します。しかし「月刊群雛 (GunSu)」は、著者紹介の文章を載せたり、外部へのリンクを貼ったりする都合上、文章主体のコンテンツと画像主体のコンテンツの両方に対応可能なリフロー形式で制作します。縦書き・右綴じで統一します。左綴じ作品には対応できません。右綴じでも左綴じでも不自然にならないような作品の場合は問題ありませんが、セリフが横書きでコマ割りが左綴じ前提になっている場合は読みづらくなってしまうということをご留意下さい。リフロー形式で制作するため、周囲に余白が発生してしまうなど、作者が意図した通りの表示にならない可能性があります。あらかじめご了承下さい。印刷版・BCCKSデータ本版では見開きが指定できるので、入稿時に教えてください。EPUB(および外部ストア)は見開き指定できませんので、あらかじめご了承ください。BCCKSでは対応可能なレイアウトでも、EPUBに出力すると大きく見た目が変わる可能性があります。これは、EPUBの仕様にプラットフォームが対応していない場合が多々あるためです。詳しくは電書魂さんの「ビューア別EPUB表示テスト」をご確認下さい。紙本は、表紙はカラーですが、本文はモノクロのみとなります。
確認工程について
下記のリンク先をご確認下さい。
いろんな場合を想定してレギュレーションを設定していますが、それでも想定外のことは出てくると思います。もちろん相談には乗りますし、こちらからの相談もさせていただきますが、最終的には鷹野に一任下さい。