posted by 鷹野 凌
『月刊群雛 (GunSu) 2014年07月号』には、東杜来さんの新作小説『私の家の呪い』が掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューの一部を公開します。
──私も三十歳で死ぬのだ
『私の家の呪い』
まず簡単に自己紹介をお願いします
どうも、東杜来(はると・らい)です。
主には、ブログで小説を書いています。ジャンルとしては幻想小説の類になると思います。パブーで少しだけ本も出しています。◆ブログ:『儘にならぬが浮世の遊び場』
http://htlplayground.hatenablog.jp/
◆パブー:『ハルトライ』
http://p.booklog.jp/users/harutorai
この作品の内容を簡単に紹介して下さい
この作品の説明には、冒頭を引用するのが一番手っ取り早いと思うので、引用します。
「私には呪いがかかっている。悲しいことに齢三十で死を迎えるという呪いだ。この呪いのせいで、私の母も祖母もすでに亡くなっている。母より歳が僅かに若い父もいずれ死を迎えることだろう。婿養子であり、しかも、母に私を生ませた父とは、違う父──つまり、私の家と血縁というものがまったくない彼だが、そんなことは関係ない。
私の家に入ってしまえば──私の家と婚姻を結べば、その者も三十で死ぬのだ。」
そんな呪いにかかっている『私』は、一体どういう人生を歩んでいくことになるのか、という話です。
東杜来さんの新作が掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年07月号』は、好評発売中です!