『月刊群雛 (GunSu) 2014年11月号』には、王木亡一朗さんの小説『kappa』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。
── まず簡単に自己紹介をお願いします。
王木亡一朗(おうき・ぼういちろう)です。
Kindleストアにて、小説を販売しています。
── この作品の内容を簡単に紹介して下さい。
ちょっと冷めた中学生が主人公の、オカルト? ミステリ? な青春小説? です。
?マークばかりですみません。
── この作品を書いたきっかけを教えて下さい。
ある日、僕が見た夢がもとになっています。大雨の日の学校の屋上にいて、眼下のグラウンドまで水が押し寄せてきていました。その洪水のなかに、僕と同じ学生服を着た同級生が飛び込んで泳いでいくというもので、夢なので荒唐無稽ですが、「これは使える! これをもとに一つ書こう!」と思ったのを今でもハッキリと憶えています。
── この作品はどんな人に読んで欲しいですか?
河童という妖怪をモチーフにしていますが、ホラーではないので、そういうジャンルが苦手な方にも読んでもらえたら幸いです。この作品が収録されている短編集のタイトルを「kappa」とローマ字にしたのも、そんな思いからです。
── この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。
作中でも触れましたが、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ)の『河童』でしょうか。
── 今後の活動予定を教えてください。
現段階で、はっきりした予定はまだありませんが、探偵小説的なものを書いてみたいと思っています。
王木亡一朗さんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年11月号』は、下記のリンク先からお求め下さい。