三木一馬「ラノベを制するものは文芸を制す――三木一馬編集長と学ぶ電撃流ラノベ術」開催報告

 日本独立作家同盟は2月20日、セミナー『ラノベを制するものは文芸を制す――三木一馬編集長と学ぶ電撃流ラノベ術』を開催しました。

 文芸、小説にとって「ライトノベル」は欠かせない存在になっています。若者のリアルな感受性に訴えかけるコンテンツ、そして、書籍のヒットを起点としたメディアミックス展開は、大きなビジネス(250億円・文庫本全体の2割)になっており、作家のデビューの登竜門としてますます重要な役割を果たすようになっています。

コーディネーターまつもとあつしさんによる前説

 今回、日本独立作家同盟では『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部――とある編集の仕事目録』を出版したばかりの、ライトノベル最大手レーベル電撃文庫の三木一馬編集長をお招きし、ラノベの現状と、そこからのデビューを目指す作家へのアドバイスなどをじっくり語って頂きました。

三木一馬編集長

 「性癖や家訓」といったユニークな観点で、売れる、読み続けられる作品を編集者と如何に生み出すか? 示唆に富むセミナーでした。

三木一馬編集長(中央)

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