小説『波長』のサンプルが『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』に掲載! ── 竹島八百富さんへのインタビュー

月刊群雛 2014年10月号表紙

『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』には、竹島八百富さんの小説『波長』のサンプルが掲載されています。これはどんな作品なんでしょうか? インタビューをご覧ください。

波長

── まず簡単に自己紹介をお願いします。

── この作品の内容を簡単に紹介して下さい。

突然……見えるべきものではないものが見えてしまった。それがこの世のものではないことを知り、自分に何かを訴えているとしたら?ある日、部活指導の終わりに、運動場で自校の生徒らしからぬ少年の姿を見てしまった新任教師の木村。それからというもの、その少年は、思わぬところで木村に姿を見せる。もし、あなたなら、彼らの訴えを聞き入れますか? それとも……?この世のものと、この世のものではないものの【波長】が合ってしまったとき、生者は受け身になるだけなのか……?夢に見る数字、体に残る感触、スマホに録音されたもの……多くの「点」が一気に「線」となり謎が解けたとき、壮絶な結末を迎える。そして、誰も予想だにしない終結が……。

── この作品を書いたきっかけを教えて下さい。

もともとホラーは書くのも、読むのも、観るのも好きで、何作か書いてみました。そのうちの一つです。ジャパニーズ・ホラーも好きでよく拝見するのですが、最近のものは内容が過激すぎて、ホラーを超えてスプラッターのような傾向があり、自分の作品もその傾向が顕著になり、ちょっと違うんだよなぁ、と感じることもありました。そこで、地味でありながら、メッセージ性のある作品を目指して書いたものがこの作品です。

── この作品はどんな人に読んで欲しいですか?

過激なホラーにはまっていた昔の自分に読ませたいですね。そして、やっぱり中学生、高校生の読書のきっかけになって欲しいですね。

── この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい。

今回の作品に限らず、私の目標は、映画「エクソシストⅢ」ですね。特に静かな病院棟内のシーンは、恐怖が感動に変わります。ストーリーの深さ、ホラーとミステリーの融合。いつかはこんな作品を書きたいものです。

── 今後の活動予定を教えてください。

「とにかく書く!」に徹したいと思います。なぜなら? シングルファーザーなので会社勤めなどをすることができないのです。学校の送迎、夕食の準備、洗濯、掃除……! だから、フリーランスで頑張っているのです。パソコン一台で食っていくために、小説に限らず、多くの出版物に挑戦したいです。最近、Kindleストア向けのキッズ・ブック・クリエイターなるアプリも出たので、児童書の出版にもチャレンジしたいですね。

竹島八百富さんの既刊サンプルが掲載されている『月刊群雛 (GunSu) 2014年10月号』は、下記のリンク先からお求め下さい。

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