晴海まどかさんの新刊「エス・エス・エス」(2014年4月10日発売)のキャンペーン(4月12日~19日・通常250円 → 99円)情報とインタビューです。
まず簡単に自己紹介をお願いします
晴海まどかです。1983年生まれの乙女座のA型です。
7年強テクニカルライターとして会社勤めをし、その後フリーで活動しています。
現在は、Kindleストアを中心に小説や実用書を販売中。小説はヤング・アダルト作品が多めですがわりとなんでも書きます。2014年3月、ライブドアブログ×impress QuickBooks主催「ライトなラノベコンテスト」特別賞受賞。
◆Amazon著者ページ:http://www.amazon.co.jp/-/e/B00BRCI9Z8
◆公式HP「白兎ワークス」:http://whiterabbitworks.wordpress.com/
◆ブログ「原点回帰―Running possible―」:http://mfineocean.blog98.fc2.com/
◆Twitter:@harumima
この作品の内容を簡単に紹介して下さい
大森あかり。社会人バンド『shout』でボーカルをつとめる、悩める27歳。
6年間勤めていた会社を辞めたのち、バンド仲間・日向のマンションに転がり込んだ。 どうにかしないとと思いつつ、なんとなく動き出せずに時間ばかりが過ぎていく。
そんなある日、日向が“レル”と名乗る青年を拾ってきて――といった感じの、大人のための青春小説です。
タイトルのSSSはSing Shout Suomiの略です。Suomiはフィンランド語でフィンランドを指します(Finlandは英語なのです)。主人公がムーミン好きで、ムーミン・フィンランドの小ネタを挟んでいます。また、今回は、絵師のはるめろんさんに表紙・挿絵(カラー&モノクロ)を描いていただきました。イラスト超きれいです。
この作品を書いたきっかけを教えて下さい
フィンランドに行ったのと、昔から好きなムーミンを絡めたネタで何か話が書けないかと思ったのが一番のきっかけです。今月頭に出した「ルピナスの戯言」とこの「エス・エス・エス」で自分的フィンランド2部作です(作品傾向はだいぶ違いますが)。
あとは、普段は学生が主人公の作品が多いので、たまには大人が主人公の作品も書こうと思ったのもあります。
この作品はどんな人に読んで欲しいですか?
多分、一番共感していただけるのが、三十歳を目前に控えた二十代後半の女性です。一番色々考える年齢だと思うんですよね、二十代後半って。
あとはムーミン好きには「あぁあの作品のことね」って楽しめる要素を散りばめてあったりもします。
とはいえ、気軽に読みやすいをモットーに書いてはいるので、そういうのが好きな方であれば。
この作品の執筆にはどれくらい時間がかかりましたか?
プロット作成、執筆、推敲含め、約三ヶ月。
この作品を書くにあたって影響を受けた作家や作品を教えて下さい
ムーミンの一連の作品群。ムーミンは自分的心のオアシスです。
今作では、作中に以下のムーミン童話が登場します。文庫本のほかKindle版も出ていますのでぜひ。
「ムーミンパパの思い出」
「ムーミンパパ海へ行く」
「ムーミン谷の冬」
「ムーミン谷の夏まつり」
イチオシは「ムーミン谷の冬」です。
なお、今作巻末には、ムーミンについて綴ったエッセイも収録しています。
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今後の活動予定を教えてください
今月末発売の「月刊 群雛」に新作小説を寄稿します。中学生の友情ものです。
また、5月には、ライトなラノベコンテスト受賞作「明日が雨でも晴れでも」が発売予定です。ほかにも、電書館さんの「月天」第3号への参加、ほかの作家さんとのコラボ企画も予定しています。最新情報はブログやツイッターでご確認ください。